(北原照久,橋爪健一,熊本マリ,市川直樹)
第38回 2018年12月23日放送分の内容はこちらからどうぞ
第39回 2018年12月30日放送分の内容はこちらからどうぞ
■ゲストプロフィール■
熊本 マリ(くまもと まり)
東京に生まれる。5歳からピアノに親しみ、10歳で家族と共にスペインへ移り住む。
1975年よりスペイン王立マドリード音楽院でホアキン・ソリアノ氏に師事。スペイン青少年音楽コンクール優勝。1982年に奨学金を受けてジュリアード音楽院に入学し、サーシャ・ゴロニツキー氏に師事。1985年から英国王立音楽院にてC・エルトン氏に師事。また、プライベートではアンジー・エステルハージー氏に師事。英国ニューポート国際音楽コンクールに入賞。故ダイアナ妃より授与される。1986年、同音楽院卒業後、最年少でRecital-Diplomaを授与され、帰国。
1991年、スペインの作曲家フェデリコ・モンポウ(1893~1987)のピアノ曲全集の録音を完成(世界初)。1993年、モンポウの伝記「ひそやかな音楽」を翻訳。同年、英国王立音楽院よりめざましい演奏活動に功績のあった卒業生にのみ与えられる資格ARAMを贈られる。
1994年、プラハでチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とジルベスターコンサートで共演。1996年、スペインでのジャパン・ウィークでリサイタルを開く。1998年、プラハでリサイタルを開催、及びヨセフ・スーク&スーク室内オーケストラと共演。1995年~2006年には毎年秋にローム・リリック・セレクションとして全国ツアーを重ね、好評を博した。2000年にはNHK教育テレビ「芸術劇場」の「BSクラシック ピックアップ」の司会を務めた。
2006年、ウィーン・フィルのメンバーと共演。2009年、“クラシック音楽をもっと身近に楽しんでもらう”というコンセプトに賛同し、「100万人のクラシック」コンサート・シリーズに参加。東京都内近郊18箇所、続いて長野県内6箇所にて「Shall We Dance?」ツアーを開催。2011年には、同コンセプトの「いこか!クラシック」シリーズ関西地方全16公演に出演し、各地で好評を博した。2010年1月には、エジプトにてカイロ・オペラ・オーケストラと共演、アレクサンドリア(エジプト)、アンマン(ヨルダン)ではリサイタルを開催。軽快なトークをまじえた独自のコンサートは特に人気が高く、その活躍は日本国内にとどまらない。
2012年には、ベネズエラ、カラカスで、ベネズエラ交響楽団と共演する。
エッセイ集はショパンより「薔薇よ、語って」「音よ、輝け」「ラ・ピアニスタ~太陽の門から」、講談社からは「人生を幸福にしてくれるピアノの話」が発売されている。CDはキングレコードより多数リリース、2006年、モンポウの作品集「静かな音楽」、2009年にはダンスをテーマにした「Shall We Dance?」、2011年にはショパン・イヤーからリスト・イヤーへの懸け橋として“愛のメッセージ”をテーマにした「鳥の歌」を発売。2012年2月には、日本各地の民謡をピアノで奏でる「日本の心、日本のメロディー~奥村一作品集」を日本コロムビア(DENON)よりリリース。2008年4月より大阪芸術大学(演奏学科)教授に就任。2013年9月には、アルゼンチン ブエノスアイレスでリサイタルを行う。また、エステバンモルガドカルテットと共演を果たす。近年は、世界的国際ピアノコンクールの審査員なども務める。テレビ・ラジオへの出演、執筆活動など多才な活動で幅広いファンを獲得している。
2016年はデビュー30周年を迎える。神奈川県のマグカル大使に任命される。
2017年7月キングレコードから、サティとギロックのCDがリリースされる。
■ゲストプロフィール■
橋爪 健一(はしづめ けんいち)
1951年3月23日生まれ 富山県新湊市(現 射水市)出身。
幼少期からエルビス、ビートルズ、ナットキングコール等の歌に魅せられて、小・中・高の放送部でアナウンサーを務め、音楽は全て自分のレコードを持参して校内で流していた。
高校在学中にバンドを結成し、ヤマハライトミュージックコンテストに出場し数々の賞を手にした。
特にボーカル部門で高い評価を受け最優秀賞歌唱賞も受賞した。
これを機に名古屋の老舗ジャズ喫茶・ラテンクォーターの専属歌手となり歌手生活をスタートさせた。
以後ヤマハに入社し名古屋にてボーカルスクールを開校させ、第一期生には八神純子etc. がいる。
クラウンレコードのオーディションにも合格し東京にも進出したが、結婚を機に名古屋に戻り、好きな歌を存分に歌えるクラブ歌手の道を選んだ。
現在も数多くのライブハウスやイベントの出演、ボーカル教室で多忙な毎日を送っている。
現在は名古屋市在住。